早長八幡宮秋祭りは代々九人の頭屋、「九頭(くとう)」によって執行されてきました。九頭の役に選ばれることは大変な名誉で、親類縁者にご馳走をし、近隣の親しい人に祝いのものを配布したということです。かつては「播磨の八頭、周防の九頭」といわれるほど著名でした。
※頭屋(とうや)とは神社の祭祀や講において、神事・行事を主宰したり世話したりする人のことで、年ごとに輪番制で交替します。
大頭 (おおとう) |
田面頭(たのものとう) | 地方・浦方年番 |
御祓頭(おんはらいのとう) | 地方・浦方年番 | |
年頭(ねんどう) | 浦方・北町・南町が交互 | |
小頭 (ことう) |
早長頭(はやおさのとう) | 西ノ浜 |
山上頭(やまのうえのとう) | 地方 | |
西宮頭(にしのみやのとう) | 浦方 | |
佐茂久頭(さもくのとう) | 浦方・北町・南町が交互 | |
彼岸頭(ひがんのとう) | 山根町 | |
猿楽頭(さるがくのとう) | 岩屋 |
※読みは『御鎮座五百年記念早長八幡宮御由緒と神事』に拠る。
※浦方(うらかた)は江戸時代の室積浦、地方(じかた)は室積村のこと。
「早長頭」を出す西ノ浜では、勧請の際に宇佐神宮の神船を出迎えた船頭の子孫(松永家)が昭和まで頭を任命する役目を持っていました。
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