毎年10月、スポーツの日の前日に斎行される光市室積早長(はやおさ)八幡宮秋まつりの山車巡行(だしじゅんこう)は、江戸前期、寛文元年(1661)に始まりました。
「エンヤ!エンヤ!」の掛け声で若衆(わかいし)が山車を曳き廻します。
当日の昼下がり、若衆が室積木遣りを口説きながら八幡宮へ集合、全員で参拝を済ませてから、山車巡行が始まります。
曳き立てや、途中行列が停滞した時には、木遣りを口説きながら、曳き綱を波のように左右に大きく揺らして山車を練ります。この時に唄われる、通称、帆巻き唄は、
江戸時代、室積に寄港した北前船の船乗りによって伝えられました。
大幟を立て、黒松と酒樽を載せた山車を先頭に、鳥居、石灯ろうをかたどった山車、こま犬、随神、鏡を載せた山車、御供船の山車があり、行列全体が神社の形態を整えています。
このような山車行列は、現在では全国的にも珍しく、山車行列の原形をとどめる貴重なものだと言われています。
御旅所に到着すると、小物山車を並べて神社が出現し、神事が斎行されます。
山車には、地域の宝である子どもたちを乗せて走ります。
山車10輌と踊山1輌は昭和56年(1981)光市有形民俗文化財に指定されました。
2017年「ダイドーグループ日本の祭り」で応援していただきました
「早長八幡宮祭礼の山車と踊山」の保存修理、山車巡行の運営等を目的に、昭和41(1966)年10月1日設立。早長八幡宮秋まつり活性化のため、さまざまな活動を続けています。
平成21(2009)年6月1日 ホームページ開設
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