木遣り唄

祭り当日、各自治会ごとにそろいの法被を着た若衆が、木遣りを唄いながら八幡宮へ集まります。

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

祝いえーめでたの ヨイヨーイ 若松様よ アーヨーイヨイ
枝が栄えて アーコリャコリャ お庭が暗い

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

暗きゃえーおろしゃれ ヨイヨーイ あの一の枝 アーヨーイヨイ
一の枝よりゃーよ アーコリャコリャ 二の枝よりも

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

三のえー小枝が ヨイヨーイ  あの影をなす アーヨーイヨイ
三の小枝がよ アーコリャコリャ 影をしょうとままよ

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

三のえー小枝は ヨイヨーイ  祝いの松よ アーヨーイヨイ
そこにゃ鶴亀 アーコリャコリャ あの五葉の松

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

鶴とえー亀とが ヨイヨーイ 何と言うて遊ぶ アーヨーイヨイ
お家ご繁盛と アーコリャコリャ あの言うて舞うよ

ソリャヨーイ ヨーイ ヨーイヤナ
アレワエサー コレワエサー ヤーアートセー

※青字は付け声

木遣り唄の歴史は古く、一説によると、鎌倉時代すでに日本の民衆の間では唄われていたといいます。

多くの人たちが力を合わせて重い木や石を引く時に唄ったところから、木遣りの呼び名が起こったと伝えられています。

城を築くことが盛んだった中世から近世の中ごろにかけて、ようやく唄の形式が整い、江戸時代から後は、地搗き(じつき:家を建てる前に地面をつき固めること)などにも盛んに唄われるようになりました。

家を建てることは祝い事であることから、この唄も、仕事唄から祝い唄の性質を帯びてきました。

現在も日本全国いたるところで唄われていますが、室積のこの唄は特に、舟唄の影響を強く受けているところが特徴といえるようです。

室積では主に、集団で歩いて移動する時に唄われます。

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